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オープンテキスト、Microsoft Office SharePoint Server向けコンテンツサービスとして新たなストレージサービスを提供

SharePointのコンテンツを外部ストレージデバイス上に保存可能にし、 同一ドキュメントの複数コピーをなくし、ストレージのコストを削減

東京 – 2008-11-11 – ECM(エンタープライズコンテンツマネジメント:企業コンテンツ管理)の業界をリードするオープンテキスト株式会社(本社:東京都港区)は、2008年10月7日に米国にて発表したコンテンツサービス製品群の新製品、Open Text Storage Services for SharePointを本日、日本国内に向けて発表しました。この新しい企業向けサービスを使うことで、ユーザーは、Microsoft Office SharePoint Server 2007のコンテンツを外部ストレージデバイスに保存できるだけでなく、同じコンテンツの複数コピーを自動検知して無駄な容量を減らすことが可能になります。 Open Text Storage Services for SharePoint は、SharePoint ソリューションのスケーラビリティを強化し、ストレージコストの削減に貢献します。

SharePoint Serverでは、通常、データベース検索には不要なバイナリ・ラージ・オブジェクト(BLOBコンテンツ)を含め、文書コンテンツは専用のSharePoint SQLデータベース内に保存されます。このBLOBコンテンツは、容量を削減するために、SharePoint SQLデータベース以外の場所にも保存できます。

Open Text Storage Services for SharePointは、 Microsoft Windows SharePoint Services 3.0の外部 BLOBストレージAPIを使って、SharePointにコンテンツが一度保存されると、同一コンテンツを特定して一元的に保管することができます。SharePoint をチームでの共同作業に活用したり、独立したチームが、分散環境において柔軟な連携をしつつ共同作業を行ったりする場合に、文書の複数コピーの問題が発生しますが、このシングルインスタンス・アーカイブ機能によって、該当文書が既に保存されているかどうかを追跡することが可能となります。 

マイクロソフトコーポレーションのWindows SharePointサービス担当上級プロダクトマネージャであるボブ・サットン(Bob Sutton)氏は、次のように語っています。「マイクロソフトは、文書コンテンツBLOBをデータベース内に保存したくないというお客様のニーズに応えるために、リモートBLOBストレージAPIを開発しました。私たちは、お客様のストレージ利用の将来のロードマップの構築するのを支援するために、オープンテキストのようなパートナー企業と連携できることをうれしく思っています。」

Open Text Storage Services for SharePointは、全体的なストレージのコストを低減し、パフォーマンスを改善するだけでなく、企業として情報保持の規制やビジネス要件に合致させるためにも有効です。. たとえば、Open Text Storage Services for SharePointを使うことで、 ビジネス上重要なコンテンツを複数の(物理的に)異なる場所に確実に保存することができます。コンテンツのビジネス要件、規制要件に応じて、SharePointコンテンツを異なるストレージデバイスに保存するように設定できるのです。Open Text Storage Services for SharePointは、日立データシステムズ、StorageTek、ネットワークアプライアンス、EMC、HP、IBM、サンマイクロシステムズを含む主要ストレージデバイスプロバイダの製品と互換性があります。

オープンテキストコーポレーションのマイクロソフト・ソリューションズ・グループ担当副社長のイェンツ・ラビ(Jens Rabe)は次にように語っています。「 SharePointにより、マイクロソフトは、チームのメンバーが共同で、迅速にコンテンツを作成、共有することができる情報共有の優れたプラットフォームを実現しています。優れた生産性から、ユーザーの強力な要望も強く、多くの企業が、短時間でSharePointサイト、アプリケーションを展開することができます。 Open Text Storage Services for SharePointによって、分散化を更に進めながらも、より広範な組織としての情報維持の要件を満たすことが可能になります。」

出荷時期

Open Text Storage Services for SharePointは、出荷を開始しています。
詳細につきましては、http://www.opentext.jp/sol-products/ sol-pro-extensions-microsoft/storageservice_for_sharepoint.com をご覧ください。

グローバルにおけるマイクロソフトとオープンテキストのパートナーシップ

オープンテキストは、Microsoft Office SharePoint Server 2007の機能を拡張する業界で最も広範なソリューションを含め、マイクロソフト・プラットフォーム向けのECMソリューション分野において業界リーダーとしての地位を確立しています。SharePoint向けには, オープンテキストは、統合レコード管理とアーカイブ機能、コンテンツ・ライフサイクル管理、事例管理アプリケーションを開発フレームワーク、特定の垂直市場向けソリューションなどを提供しています。マイクロソフト向けには、他にも、強力なメール管理機能や、Microsoft Outlook内でユーザーがSAP、オラクルなどの複数システムから、カスタマイズしたビューを構築できるOpen Text Enterprise Connectなども提供しています。オープンテキストは、マイクロソフトのゴールド認定パートナーであり、製品戦略、方向性のより緊密に調整するために、最近ワシントン州レッドモンドにマイクロソフトのパートナー・ソリューションセンター内にオフィスを開設し、マイクロソフトとの関係を更に深めています。 オープンテキストとマイクロソフトのパートナーシップについての詳細は、http://www.opentext.jp/local-jp/strategic-partners/part-strat-microsoft.htm をご覧ください。 また、フロリダ州オーランドで開催いたします、オープンテキストのグローバルイベント Content World 2008コンファレンスにおきまして、マイクロソフト向けのECMソリューションに関するセッションも数多く用意されています。これらのセッションについては、http://www.opentext.com/contentworld/2008/microsoft/ (英語)をご覧ください。

オープンテキストについて

オープンテキストは、組織が、ビジネス・コンテンツを管理し、その真価を発揮させることを支援する、ECM(エンタープライズコンテンツマネジメント)ソリューションのリーディングカンパニーです。20年以上にわたるノウハウを誇り、現在では、114カ国12言語、約46,000もの顧客をサポートしています。お客様、パートナーと連携し、コンテンツ・エキスパートとして、組織・企業の記憶となる情報を確保・保存し、ブランド価値を高め、プロセスの自動化、リスクの低減、コンプライアンスの管理、競争力の向上を支援しています。
オープンテキストホームページ【日本語】 http://www.opentext.co.jp


お問い合わせ

オープンテキスト株式会社
マーケティング部
Tel:03-5472-5274
Fax:03-5472-5211
Email:mkt-jp@opentext.com