OpenText、 サイバーセキュリティ脅威レポート(日本語版)を発表
多層防御によるセキュリティアプローチの必要性を強調
3層保護では、マルウェアに感染するデバイスの数が1層保護と比較して40.3%減少
Tokyo –
2023-7-18 –
※本リリースは、OpenText Corporationが2023年3月29日(北米時間)に発表したリリースの抄訳です。
OpenText(NASDAQ:OTEX、TSX:OTEX、日本法人:東京都千代田区、代表取締役社長:反町浩一郎)は本日、中小企業(SMB)およびコンシューマーセグメントに対する最新の脅威とリスクを調査した「2023年OpenText Cybersecurity脅威レポート(日本語版)」を発表しました。この年次報告書は、OpenText CybersecurityのBrightCloud® Threat Intelligenceプラットフォームにより継続的かつ自動的に取り込まれたデータに基づいており、さまざまな脅威活動を分析、洞察を加えながら、あらゆる規模の業界、地域、企業、個人に対する影響について説明しています。
脅威アクターによる攻撃は、年々巧妙化され、進化しています。昨年の顕著な傾向として、マルウェアやフィッシングサイトをホストするURLの位置情報を隠蔽する手法が大幅に増加したことが挙げられます。プロキシやジオロケーションマスクサービスの背後に隠された悪意のあるURLの割合は、前年比36%増加しました。
オンライン上のサイバーセキュリティの脅威は、驚くべき速さで出現し続けています。悪質なウェブサイトが日々出現する一方で、正しいサイトが不正な目的のために侵害され、利用されることもあります。このような問題は相互に絡み合って脅威を増加させるため、サイバーレジリエンスの導入がこれまで以上に重要となってきています。
OpenText Cybersecurityのエグゼクティブ・バイスプレジデントであるプレンティス・ドノヒュー(Prentiss Donohue)は、次のように述べています。
「残念ながら、国家支援型を含む脅威アクターは、巧妙な手口で活動の幅を広げています。しかし、いくつかの明るいニュースもあります。全体として見られるマルウェア感染の減少は、包括的なセキュリティ対策が有効であることを示しています。サイバー犯罪者は攻撃の機会を常にうかがっています。リスクを認識し、データを保護するための多層的なアプローチで備えることは非常に大切なことで、多くの企業に推奨すべき行動方針です。」
「2023年 OpenText Cybersecurity脅威レポート」の主なハイライトは以下の通りです:
マルウェア
フィッシング
ランサムウェア
感染発生率
地域別内訳
多層的な防御
数々のサイバーセキュリティにおける課題が存在する中、サイバーレジリエンス構築の重要性は増しています。攻撃に対する防御と侵害の防止に最善を尽くすと同時に、万が一攻撃された場合に被害を最小限に抑え、迅速に回復するためのプロセスを整えておくということが重要です。 当社は、毎年作成するレポートデータの質を高めるとともに、幅広い脅威情報の詳細を提供できるように尽力しています。本レポートの情報が今後1年を通じて、より強力でスマートな防御を構築することに貢献できれば幸いです。
2023年 OpenText Cybersecurity 脅威レポート(日本語版)の詳細は、こちらからご覧ください。
補足: BrightCloud® プラットフォームは、すべてのWebroot保護とBrightCloudサービスを強化する独自の機械学習ベースのアーキテクチャです。このデータは、9,500万を超える実世界のエンドポイントとセンサー、特殊なサードパーティデータベース、およびテクノロジーパートナーによって保護されているエンドユーザーからのインテリジェンスから取得されます。当社の脅威研究チームは、高度な機械学習とAIの技術を使用してデータを分析および解釈します。今年のレポートは、新たに旧Zix社の電子メールプラットフォームで収集したデータが含まれています。 ■OpenTextについて
OpenTextグループは、The Information Company™ をブランドスローガンに掲げ、世界をリードするソフトウェア&クラウドサービスを活用した情報管理ソリューションの提供を通じて、企業がデータから価値あるインサイトを獲得できるよう支援しています。OpenText(NASDAQ: OTEX、TSX: OTEX)の詳細についてはopentext.comをご覧ください。
【オープンテキスト株式会社について】
オープンテキスト株式会社は、情報活用の変革を促す「企業情報DX」の推進に向けて、ビジネスに不可欠な情報やプロセスを自動化するビジネスコンテンツ&プロセス管理をはじめ、企業間取引の情報を可視化しコントロールするB2B/EDI連携・サプライチェーン統合やFAXソリューション、Web&デジタルメディア管理、データ保護やサイバーセキュリティ、フォレンジックツール、AIを用いた各種の分析・可視化ツールなど、多種多様な業界・業種のお客様へ最適なソリューションを提供しています。
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■OpenText Cybersecurityについて
OpenText Cybersecurityは、あらゆる規模の企業やパートナーに包括的なセキュリティソリューションを提供します。予防、検知、対応から復旧、調査、コンプライアンスまで、統合されたエンドツーエンドプラットフォームにより、総合的なセキュリティポートフォリオを通じて、お客様のサイバーレジリエンスを構築します。OpenText Cybersecurityのお客様は、リアルタイムかつ文脈的な脅威インテリジェンスから得られる実用的な洞察により、高い有効性を持つ製品、コンプライアンスに対応した体験、ビジネスリスクの管理を支援する簡素化されたセキュリティ体験が可能となります。
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竹房・松田・田中
Tel: 03-5159-5750
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