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オープンテキスト、企業の成長を支援する 「OpenText Cloud Editions 21.2」を発表

最新のクラウドコンテンツサービス・プラットフォームや業界別ソリューション等を発表

東京 – 2021-5-21 – ※本リリースは、OpenText Corporationが2021年4月14日(北米時間)に発表したリリースの抄訳です。 
OpenText(NASDAQ:OTEX、TSX:OTEX、日本法人:東京都千代田区、代表取締役社長:反町浩一郎、以下オープンテキスト)は本日、「OpenText™ Cloud Editions (CE) 21.2」の提供を開始することを発表しました。 オープンテキストのCEO兼CTOのMark J. Barrenecheaは、次のように述べています。「昨年は、あらゆる企業にとって、デジタルトランスフォーメーションの重要性が浮き彫りになりました。OpenText Cloud Editionsは、柔軟な導入オプションとセキュアな専用ソリューションで現代の働き方を支援し、グローバル・コマースを結び付け、かつてないカスタマーエンゲージメントを実現します。最新版のCE 21.2では、多数の革新的なソリューションが導入されており、お客様のビジネスを加速させます。」

OpenText Cloud Editionsは、オフクラウド、プライベートクラウド、パブリッククラウドなど、任意の環境とクラウドAPIを通じて実行できます。このCEは専門的なマネージドサービスと組み合わせることで導入の各段階での成功が保証され、新たな機能、ユースケース、強化された機能は、四半期毎に提供されます。 カタール公共事業庁(Ashghal)のCIOであるAbeer Faleh S F Al-Hajri氏は、次のように述べています。「オープンテキストのクラウドテクノロジーは、組織の俊敏性、仮想的なオペレーションの実現、事業継続性を向上させます。これによって我々は、インテリジェンス主導のモダンな組織へと生まれ変わりました。また、オープンテキストは、情報管理のワンストップショップであるため、これによってAshghalは、消費者への迅速なサービス提供が可能になったと考えています。」


最新のコンテンツサービス向けクラウドプラットフォーム
CE 21.2の柱となるのが、クラウド環境のモダンワークを支援する、最新のコンテンツサービス・プラットフォームです。OpenText Core ContentOpenText Core Case Managementは、迅速かつ容易な導入に対応したマルチテナント型クラウドソリューションであり、事業部門や業界の独自ニーズに応じたカスタマイズが可能です。
 Core Contentは、コンテンツと、それを必要とする人やシステムを結び付ける製品であり、SAP S/4HANA®パブリッククラウドとの高度なインテグレーションなど、顧客企業が使用中のビジネスアプリケーションとのインテグレーションに対応します。一方、Core Case Managementは、非構造化データによる複雑なプロセスを管理する、コード不要のSaaSアプリケーションであり、より高度で迅速なケース解決と、カスタマー/従業員エクスペリエンスの向上が可能です。 コンテンツ管理機能、ケース管理機能、主要アプリケーションとのインテグレーション機能が統合されることで、本ソリューションは統合型のアプローチを実現しており、様々なビジネスプロセスを対象に、企業のコンテンツライフサイクルを管理します。 このほか、OpenText Cloudの各製品にも、大規模なアップデートが実施されています。

OpenText Content Cloud:
ユーザーの生産性やプロセスの安定性を向上させて、規制コンプライアンスを支援するソリューションを提供することで、現代の働き方に対応します。Core ContentとCore Case Management以外にも、CE 21.2では、以下の重要なイノベーションが採用されています。 •Core™ for Federated Complianceは、Microsoft Office 365へのガバナンスを拡大することで、オープンテキストとマイクロソフトのレポジトリ(SharePointやOneDriveなど)全体で記録、ポリシー、そしてコンプライアンスを同時に管理できます。 •OpenText™ eDOCSは、スマート・プロファイリング機能を通じてユーザーの生産性を向上させて、コンテンツを自動的に分類します。 •OpenText™ Axcelerate™は、データ取得の高速化、抽出の強化、チャットレビューなどの強化された機能を通じ、eディスカバリーのレビューと調査を高速化します。
OpenText Business Network Cloud:コネクティビティの合理化、セキュアなコラボレーション、リアルタイムのビジネス・インテリジェンスを実現する統合型のプラットフォームを通じ、企業とグローバル・コマースや取引ネットワークを結び付けます。CE 21.2では、以下の重要なイノベーションが採用されています。 •OpenText Trading Grid向けのSAP S/4 HANA® APIコネクターが新たに60種類以上採用されており、企業はSAP ECC関連の移行プロジェクトを推進できます。Trading Gridでは、セルフサービスのテスト機能も強化されており、パートナーのオンボーディングをより迅速に行えます。 •OpenText™ Active Invoice with Complianceは、企業における電子請求書に関する各国の税務/ビジネスの規制コンプライアンスと、必要な検証作業への対応を支援します。 •OpenText IoTプラットフォームは、モバイルデバイスのプロビジョニング機能を搭載しており、IoTデバイスの迅速なオンボーディングが可能です。さらに、最新の例外管理ダッシュボードを通じ、リアルタイムのイベントにフラグを設定して、大規模なデバイスグループの管理を合理化できます。

OpenText Experience Cloud:単一のプラットフォームを通じ、カスタマージャーニー全体に最新のエンゲージメントを実現します。CE 21.2では、以下の重要なイノベーションが採用されています。 •OpenText™ Exstreamは今回、最新のAIサービスを採用しており、テンプレートの保守や合理化、他のCCMソリューションからExstreamへの文書テンプレート/コンテンツの移行作業を簡略化することで、コンプライアンス、合理化、効率化をサポートします。 •OpenText Media Managementは、動画のマークアップ/注釈、スピンセットの360度プレビュー、アセットに関するインテリジェントなレコメンデーションなど、新機能を採用することでシームレスなコラボレーションに対応します。 •CX-E VoiceとMicrosoft Teamsの通話システムの最新の統合機能により、一体化されたユニファイド・コミュニケーション(UC)環境へのスムーズな移行を容易に行なえます。

OpenText Security & Protection Cloudは、機密情報のセキュリティの向上、より迅速な証拠の特定、リスクの軽減、サイバー脅威の検知・対応を支援することで、企業のサイバーレジリエンスを強化します。CE 21.2では、以下の重要なイノベーションが採用されています。 •OpenText™ Encase Forensicの強化された機能により、調査・分析担当者は、発見が困難な証拠をより迅速に特定できます。また、ソーシャルメディアの痕跡調査や光学文字認識(OCR)にも対応しています。 •OpenText™ EnCase Information Assurance(旧EnCase eDiscovery)は、最新のWebアプリケーションを通じ、合理的なユーザー体験とユーザーワークフローの向上を実現します。顧客企業は最新のコネクターを通じ、Microsoft Teamsからデータを収集できます。 •OpenText™ EnCase™ Endpoint Securityは、Webroot BrightCloud® Threat IntelligenceのWebクラシフィケーションサービスおよびWebレピュテーションサービスを組み込んでいます。2億8,300万個以上の実環境のエンドポイントから収集された、過去のコンテキストデータを活用することで、BrightCloudは、脅威と悪意あるWebサイトの迅速かつ正確な特定と修正を支援します。 •Webroot® Business Endpoint Protection(WBEP)向けのアップデート版の管理コンソールは、マネージドサービス・プロバイダー(MSP)と中堅・中小企業(SMB)を対象としており、一般的な管理タスクを合理化します。

OpenText Developer Cloudは、単一ソースのCloud APIサービスであり、開発者が信頼する強力なAPIを通じ、ユーザーは自らのアイデアをいち早く形にできます。CE 21.2では、以下の重要なイノベーションが採用されています。 •管理機能の強化によるテナント管理と、クロスサービスのAPIサービスコールのシンプルな認証が可能です。このほか、包括的なデベロッパーエクスペリエンスを強化し続けるものとして、セキュリティ機能や利便性の高い機能が採用されています。
それぞれのクラウド製品の基本となるのが、OpenText Advanced Technologiesです。OpenText Magellanは、個々に導入可能な開発済みのAI/MLコンポーネントを提供します。また、ビジネスユーザーや技術ユーザーはOpenText AppWorksプラットフォームを使用することで、効率化、従業員スキルの最適化、洞察を実現するアプリケーションを短期間で開発できます。CE 21.2では、以下の強化された機能が採用されています。 •Magellan Data Science Notebookは、SciKit-Learnフレームワークを通じて構築可能なMLモデルを取り入れた拡張AIを実現します。MLモデルは、REST APIサービスとしてパブリッシュし、最新の直感的なMagellan ML Model Managementツールによって管理できます。 •Magellan Text Miningは、コンポジットAI機能を採用しており、複数のモデルが互いにメタデータを活用することで、PII認識や機密コンテンツの分類など、AIベースの注釈について、より正確な分析が可能です。 •OpenText™ Contract Centerは、契約メタデータの全文検索機能を強化しており、オーサリングの簡略化によって、ユーザビリティを向上させます。 •AppWorks Case Accelerator用の最新のインポート・ユーティリティを採用するなど、AppWorksプラットフォームのセキュリティ、パフォーマンス、ユーザビリティが向上しており、管理者はQuick Startパッケージを迅速に導入し、より短期間で価値を実現できます。
さらに、クラウドソリューションの管理に必要な専門知識を通じ、コストを削減し、リソースを最適化するべく、OpenText Output Transformation Server(OTS)とOpenText Document Accessibilityを対象に、新たなマネージド・クラウドサービスが導入されています。


業界別の要件に対応するソリューション
特定の顧客ニーズをサポートするため、OpenText Cloud Edition 21.2では、以下の3種類の業界別ソリューションもリリースされています。 •Remote Access for Energy and Manufacturing from OpenText™:中央レポジトリに保存された、関連性の高い技術コンテンツへのリアルタイムの同期アクセスを実現します。本ソリューションによって、エネルギー業界と製造業界の従業員は、手持ちのモバイルデバイスを通じ、重要文書の最新バージョンに迅速にアクセスできます。 •Digital Experience (DXP) for Retail Banking from OpenText™:あらゆるインタラクションの中核的な要素として、関連性の高いコンテンツを提供することで、リテールバンクによる優れたデジタルエクスペリエンスの実現をサポートします。顧客のアクティビティ、嗜好、優先順位に基づく、コンテキストに即したリアルタイムのエンゲージメントに対応します。 •Asset Intelligence Tracking for Manufacturing from OpenText™:メーカーが保有するアセットの場所や状況に関する洞察を提供し、損失抑制、物流の強化、効率化を支援します。

OpenText Japan Blog:さらにインテリジェントでセキュア、よりコネクテッドな組織へhttps://blogs.opentext.jp/opentext-ce-21-2-jp/


■オープンテキストについて

オープンテキストは、ビジネスに不可欠な情報やプロセスを効率的に処理・自動化し、情報のハブとして活用できるソフトウェア&クラウドサービスを提供する企業です。ビジネスコンテンツ&プロセス管理をはじめ、B2B/EDIデータ連携サービスやFAXソリューション、Web&デジタルメディア管理、フォレンジック・セキュリティやAIを用いた各種の分析・可視化など、多種多様な業界・業種のお客様へ最適なソリューションを提供しています。 オープンテキスト株式会社ウェブサイト https://www.opentext.jp


<本件に関するお問合せ先>

OpenTextグループ/オープンテキスト株式会社
マーケティング部 柳沢・竹ノ内
Tel: 03-4560-7705
Email: otj-pr@opentext.com
OpenTextグループ/オープンテキスト株式会社 広報代理
ホフマン ジャパン株式会社 太田・上江・田中
Tel: 03-5159-5750
Email: OpenTextJP@hoffman.com