
OpenText Core Share の概要
OpenText™ Core Shareは、自社のファイアウォール内外のパートナーや顧客との安全なデータ共有とコラボレーションを確保し、リモートワークによるプロジェクトを促進するためのあらゆる機能を備えています。Core Shareは、IT部門が必要とするエンタープライズレベルのセキュリティとコンプライアンスを実現し、ユーザーが求める柔軟性を提供する、シンプルで直感的なSaaSアプリケーションです。Core Share独自の機能により、他の主要なファイル共有サービスでは得られない、ハイブリッド環境と完全なクラウドエクスペリエンスが実現します。Core Shareは導入が容易であり、既存のコンテンツ管理システムと統合することで、自社のファイアウォールを超えたコラボレーションが可能になります。OpenText Information Management(IM)ソリューションとシームレスに統合できるため、既存のエンタープライズコンテンツ管理(ECM)の投資効果をクラウドにまで拡張できます。
エンタープライズグレードの業務用電子署名ソリューションである OpenText™ Core SignatureとCore Share を統合すれば、従業員とサードパーティはコンプライアンスを確保しながら、見積書や契約書をはじめとする各種ドキュメントに素早く簡単に署名できるようになります。
クラウドベースのコラボレーションとは

コロナ禍がもたらした最も大きな影響は、対面によるやりとりが制限されたことで、関係の構築、イニシアチブの促進、プロジェクトの完了が阻害されたことでした。現在の世界的な危機に適応し、結束力と安定性、生産性を高めようとする組織にとって、クラウドベースのコラボレーションは不可欠になっています。
クラウドベースのコラボレーションにより、従業員は組織内外のドキュメントを安全に共有し、編集できるようになります。この危機の時代に事業を持続させるうえで、エンタープライズグレードのツールは必須になりました。クラウドでのコラボレーションを確立すれば、ユーザーは既存のオンプレミスのアプリケーションから、あるいはクラウド上で、コンテンツの完全性を維持しながら、あらゆる場所から情報資産の安全な共有、保存、アクセスが行えます。
OpenText Core Shareの機能
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あらゆる場面でエンタープライズグレードのセキュリティを実現
コンテンツ共有と公開リンクに対するパスワード要件と期限を設定することが可能で、外部ユーザーとの共有でもグローバルなポリシーを自動設定し、実施できます。また保存されているデータ、送信中のデータに加え、モバイルデバイスやクラウド上のデータに対してもファイル暗号化が行われ、Single Sign On(SSO)、二要素認証(2FA)、高度なセキュリティが確保されたOpenTextのデータセンターを利用できます。
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IT部門や管理者による完全な制御が可能
従業員、顧客、パートナー間のコンテンツ共有を、IT部門により完全に制御します。管理者はアカウント作成、アクセス制御、ユーザーへのストレージ割り当て、アカウントのロックと無効化ができるほか、接続中のユーザーを確認し、モバイルデバイス上のローカルコンテンツをリモートから除去できます。ダッシュボードとレポートビューによって可視性が確保されるため、分析も容易です。
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SAPとの統合
OpenText™ Core Share for SAP® Solutions プラットフォームやアプリケーション内から自由に社内外の作業者とコンテンツを安全かつシームレスに共有することができる、最新のSAP認定パブリッククラウドアプリケーションです。
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Microsoft Office 365との統合
Microsoft® Excel®、Microsoft® Word、Microsoft® PowerPoint®、Microsoft® Outlook®との統合により、アプリケーションを切り替えたりクラウド上の別のファイルに移動したりすることなく、ファイルを修正、共同作成、共有、保存できるようになります。Core Share内でMicrosoft Office 365ドキュメントを作成し、リアルタイムで更新することも可能です。
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ECMとの統合
OpenText™ Content Suite Platform, OpenText™ Extended ECM, OpenText™ Documentum™ などの OpenText™ eDOCSソリューションと簡単かつシームレスに統合することで、既存のコンテンツや新しいコンテンツをクラウド上で共有できるようになります。またContent Suite、Documentum、Extended ECMと双方向で同期できるため、クラウドでもオンプレミスでも、すべての関係者が確実に最新バージョンを利用できます。
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OpenText Core Shareの統合
安全性に優れたデジタル署名, により、法的要件とコンプライアンス規制に準拠しながら、適法性が向上し、ビジネスプロセス全体が円滑化されます。
当社のビジョンは、事業部単位での柔軟性を確保しながら、効果的かつ効率的なコンテンツ管理を全社的に実現することにあります。OpenTextを導入することで、テクノロジーに基づくプログラム、サービス、戦略が得られ、チームの効率性が大幅に向上しました。.
OpenText Core Shareのメリット
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エンタープライズグレードのセキュリティ
シンプルなユーザーコラボレーション手法により、メールによるドキュメント交換やコンシューマー向けクラウドストレージツールで、ビジネスクリティカルなデータが漏洩するのを防ぎます。GDPRにも完全に準拠。
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利用の促進
ファイル共有が簡単かつ効率的になります。組織のポリシーに準拠しながら、コミュニケーション/コラボレーションプロセスのあらゆる段階で機密データが保護されます。
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生産性向上
文書の検索にかかる多くの時間、不要な文書の再作成、煩雑なバージョン管理から開放するコンテンツ主導のビジネスプロセスで生産性を向上させます。
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導入と管理が容易なSaaS
数分で稼働を開始でき、管理と統制も簡単です。
各種のプラン
Plan feature | パーソナル plan | チーム plan | ビジネス plan | エンタープライズ plan |
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Plan descriptions | データを安全に保存し、友人や家族との共有、コラボレーションが可能です。 | 高度なセキュリティとユーザーコントロールを求める小規模なチームに最適です。 | ECMとクラウドでのコラボレーションを開始する企業に最適です。 | ビジネス対応の統合と高度なECMを運用する大規模企業に適しています。 |
ユーザー数 | 1 | 2-50 | 5+ | 5+ |
ストレージ | 2GB | 50GB | 無制限 | 無制限 |
1ファイルのアップロード制限 | 250MB | 2GB | 5GB | 10GB |
2FA 2FA2 | ||||
デスクトップ同期 | ||||
Office 365との統合 | ||||
MDMのサポート | not included | not included | not included | |
Core Signature(追加料金) | not included | not included | not included | |
シングルサインオン | not included | not included | not included | |
アプリケーション拡張 | not included | not included | not included | |
メタデータ | not included | not included | not included | |
Content Suite Platform、Extended ECM、Documentumとの双方向同期 | not included | not included | not included |